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2011年12月アーカイブ

 

 今月五日、栃木県さくら市の雑種犬、ぷースケが二十六歳九カ月で息を引き取った。人間に換算すると百二十五歳を超える年齢は異例で、世界最長寿の犬としてギネス記録にも認定されている。

 一方で、テレビ東京『ペット大集合!ポチたま』などに出演し、日本各地を行脚する旅犬として人気だったラブラドルレトリバーのだいすけ君が胃捻転のため、六歳で急逝。一般的に大型犬の寿命は十歳、小型犬は十三歳ほど。最近はペットフードや医療の進歩により、高齢化も進んでいるなかでの早すぎる最期だった。

「胃捻転は大型犬に多く、食事のあとに激しい運動などを行ったとき、胃が捻じれてしまい発症することがあります。大型犬は直前まで普段と変わらない状態で食事や散歩をしているので、まさに突然の病気といえるでしょう」(日本動物医療センター)

 かわいい愛犬の健康を守るためには、どうすればよいのか。まずケアしたいのはストレス。環境省は来年六月をめどに、ペットショップでの子犬と子猫の展示販売を午後八時以降は禁止する方針を固めたが、この決定も動物のストレスを懸念した判断といえる。

「ストレスと病気の関連性は明確ではありませんが、ペットホテルに預けられただけでお腹をこわす犬もいます。ましてや、ショップで不自然な照明の下、多くの人間の目にさらされる環境は良いとは言えません」(同前)

 またペットの様子を観察し、体調の悪化を感じたら早目に病院へ行くことも大切だ。

「病気対策は早期発見が一番。犬の一年は人間の四年にあたるので、六歳くらいから半年に一度、少なくとも年に一回は全身の定期検査を受けたほうがいいでしょう」(同前)

 しかし、病院に連れていくには費用がかかる。そんな飼い主のために、なんとペットのための保険があるという。

「最近はペットの購入と同時に加入される方が多く、十月末時点の契約件数は約三十七万九千件。五〇もしくは七〇%補償のプランが人気で、当社は通院、入院の支払い限度日数が無制限のため、動物病院へ行きやすくなったとお客様から御好評をいただいています」(ペット保険を専門に扱うアニコム損害保険)

 サービスは人間より手厚いかも。 (大平明)

 

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