プチドッグ★BLOG TOP

2014年8月アーカイブ

 未明の街を襲った広島市の土砂災害。死者・行方不明者の数は21日も増え続け、捜索活動が進むにつれて爪痕の深さが鮮明になってきた。その一方で、直前に異変に気づき、難を逃れた人たちもいる。いつもと違う愛犬のしぐさ。かすかに感じた土の臭い?。生死を分けたのは、一瞬の判断と、とっさの行動だった。

 ■愛犬のサイン

 甚大な被害が出た広島市安佐南区八木。コミュニティーバス運転手の池田敏則さん(65)は20日午前4時ごろ、自宅2階で雷雨の激しさに不安を募らせながら、横になっていた。

 すると愛犬のテリア「ジャッキー」が突然前足をピンと伸ばし、窓の外を向いた。大型犬と出くわしたときにだけ見せる警戒のしぐさだった。

 「どうしたの」。驚いた池田さんがとっさに飛び起き、窓に目を向けると、山手から猛スピードの濁流が迫っていた。

 直撃を受けた自宅は根こそぎ数メートル押し流され、池田さんの体の脇を土砂が通り抜けた。1階はめちゃめちゃにつぶれ、そこで寝ていた妻の恵津子さん(63)は行方不明に。気がつくとジャッキーの姿も見えなくなっていた。

 被災後、池田さんは避難所へ。21日になっても、恵津子さんの安否は分かっていない。だが、ジャッキーは家に戻ってきた。池田さんは「あのまま寝ていたら死んでいたかもしれない」と、土砂の襲来を教えてくれた愛犬の帰還に目を細めた。「どうか妻も無事でいてほしい」。ただそれだけを祈っている。

エステ通いでも整形でもない、画期的なアンチエイジング方法……。それが犬です。スコットランドの大学が発表した最新の研究で、犬を飼っている人は身体的に若く、犬を飼っていない人に比べてその差は10歳にもなるとわかったのです。

一緒に犬と散歩をするから健康になる? いいえ、そんな単純なことだけではなく、犬ならではのメンタル面への影響が、飼い主を若々しく健康にしてくれているのです。

■犬を飼っていると血圧もコレステロール値も低い

スコットランドのセント・アンドルーズ大学の研究員が行った最新の研究で、犬を飼っている65歳以上の人を対象に、健康状態などが調査されました。その結果、犬を飼っている人は飼っていない人に比べて、10歳も身体的に若いと判明したのです。

犬を飼っている人は血圧も中性脂肪、コレステロール値も低く、さらに医者に行く頻度については犬を飼っていない人に比べて、30%も低いと判明しました。

 ■メンタル面での若返り効果も

犬を飼ったことがある方はよくわかると思いますが、犬は身体的な健康だけでなく、心の健康にもプラスの影響を与えてくれます。

心配事があるときや落ち込んでいるときは、犬は飼い主を慰めたり元気づけてくれる存在でもあります。また、時にはまるで小さな子どものように微笑ましい行動をとって、飼い主に笑顔をもたらしてくれます。

そんな存在だからこそ、飼い主のストレスが軽減され血圧が低い人が多いと、研究者たちは分析しています。さらに犬とのふれあいで、幸せを感じるセロトニンや、やる気を出すドーパミンがより多く分泌されることも指摘。

毎日の散歩や決まった時間に食事をあげることも、飼い主の規則正しい生活を促し、特に年配の方にとっては「元気でいたい」という、モチベーションにもなっていると言います。

 アニマルヒーリングという言葉があるように、動物たちは私たちの心を癒してくれます。そんな心の健康が、身体の健康にもつながっているのですね。

これまでペットを飼ったことのない方は、犬を飼うという選択を考えてみてもいいかもしれませんね。

 

このアーカイブについて

このページには、2014年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年7月です。

次のアーカイブは2014年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。