プチドッグ: 2011年10月アーカイブ

友人の家にスイカを持って行ったら、「うちの猫の好物なの！」と意外な喜び方をされた。スイカだけでなくイチゴやキュウリも食べるとか。かなりベジタリアンな傾向があるんだろうか。この猫に限らず、変わった嗜好を持つ猫や犬は案外多いらしい。まずは猫から。

「猫ちゃんの変な好物」

質問者の猫さんは「たくあん」が好物とのこと。漬物などの発酵食品好きはほかにもいるよう。

　　　「ウチの子猫は奈良漬けと南高梅を食べていました。親猫達は見向きもしない中、『くれくれ、もっとくれ』。味覚が変な子になってしまいました」（nekogasukinanoさん）

　　　「うちの猫は、納豆とスポンジ（台所で使う）が好きです。納豆を口の周りにつけて、糸を引きながら走って行った時はさすがにまいりましたね」（chami33さん）

ほかにもブロッコリー、あんこ、甘酒、きな粉、それに猫が嫌いなはずの柑橘系の果物などなど、意外な好物がたくさん挙がっている。

　　　「りんごは特に好物みたいで、私がキッチンでりんごを切っていて『サクッ』っと音がしようもんなら、どこからともなくすんごい勢いでやってきます」（sista2soulさん）

一方、ワンコの場合はさらにベジタリアン系が多いよう。

「うちの犬の変な好物」

　　　「うちのワンコ（柴犬、メス、2歳）はなぜかきゅうりが好きで、台所に置いたものをいつの間にか持って行ってかじっています。それとキャベツの芯も好きでカリカリとおいしそうに食べています」（質問者のdeepsnowさん）

　　　「ニンジンは奪い合いです。ほかには、きゅうり、大根、キャベツ・白菜の芯など。犬の腸は短いので繊維質は吸収せずそのまま排泄されるので支障ないとのことです」（noname#58431さん）

　　　「から付きのピーナッツをやると、からをむき、あの茶色の薄皮までむいて食べます」（wuestenrot13さん）

考えてみれば、猫や犬だって人間と同じで好みが千差万別なのは当然かも。それに自分が猫だったら毎日同じキャットフードばかりじゃ飽きるよなーと思うし、可愛い仕草でおねだりされるとついつい何でも与えたくなる。

■人間の食べ物には注意を

でも気を付けなければいけないのは、人間用の食品は猫や犬に食べさせると危険なものばかりということ。

　　　「あまり塩分の高いものは、塩分が膀胱？を傷つけやすく、血尿の原因になりますのでご注意を」（tsuburaさん）

　　　「ネギ系は絶対に口にさせていません。（＾＾）/」（nekogasukinanoさん）

などの回答にもある通り、ネギ類、タコやイカ、それにチョコレートなどは、猫や犬に食べさせると最悪の場合、死んでしまうこともあるとか。そうでなくても人間の食事は塩分や糖分が過剰なものばかり。やっぱり食べ物はきちんと管理して、ペットの健康を守ってあげたい。

ということでウチでも、テーブルに陣取ってタラスパに手を出そうとする猫と、皿を抱えて防戦する私との攻防が今日も展開されている。