ミニチュアダックス10匹無残、女が飼育放棄か
読売新聞 2月25日(土)15時3分配信
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救出され、保護されているミニチュアダックスフント(25日午前、大阪府能勢町の動物愛護団体で) |
通報を受けた府警が今月上旬、室内を調べたところ、10匹の死骸が見つかり、3匹が生き残っていたという。府警は女が飼育を放棄したとみて行方を追っている。
捜査関係者らによると、女は一人暮らしで、自宅で13匹飼っていたが、昨年秋頃からほとんど家に帰らなくなったという。異臭がすると通報があり、府警が調べると、散乱したごみの中やベッドの上などで死骸が見つかった。1匹はミイラ化していたという。
生存していたのは、5歳前後のオス2匹、メス1匹。発見後、近隣住民を通じ、大阪府能勢町の動物愛護団体に保護された。獣医師の検査の結果、やややせてはいたが、健康状態に問題はなかったという。
近所の住民らによると、女は数年前に親族と同居しており、その親族が犬を飼い始め、約半年前から次第に数が増えていったという。60歳代の男性は「以前は鳴き声がうるさかったが、最近は静かで、おかしいと思っていた」と話した。
最終更新:2月25日(土)15時3分