犬の鼻の色を意識して見た事はありますか?
イメージとしてほとんどの人が持っている犬の鼻の色は
「黒」
ではないでしょうか。
多くの犬は黒い鼻を持ちますが、
毛色に合わせてチョコ色の犬はチョコ色だったり、
白っぽい犬はピンク色だったりします。
しかし「元々黒い鼻だったのに色が薄くなってしまった」
ということが起きる場合があります。
これはどうして起こるのか、
下記の三つが原因と考えられています。
- 冬鼻(ウインターノーズ)
- 元々の色素が薄い
- 高齢で色素が抜けてきた
冬鼻(ウインターノーズ)
冬場になると黒かった鼻の色がピンクになり、
夏場になると黒に戻る事があります。
これは冬鼻(ウインターノーズ)と呼ばれ、
季節による日照時間の違いから
冬場は黒い色が抜けてしまうと考えられています。
しかし、正確な理由は判明していないそうです。
冬鼻は冬が終われば自然と戻っていくことが多いのですが、
中にはそのままの子もいます。
元々の色素が薄い
子犬の頃は黒っぽい鼻だったの
に成長と共に色が薄くなってきたという場合は
元々の色素が薄い可能性があります。
薄い色の犬を何世代も交配していくと色素が薄くなっていく傾向にあります。
クリーム系のダックスや、何代もイエローのカラーをかけ合わせているラブなどに
よく見られます。
高齢で色素が抜けてきた
高齢になると若いころに比べ毛色が薄くなっていきますが(退色)
鼻の色も薄くなっていくようです。
栄養バランスが悪くて色素が抜けない限りは病気ではないので
鼻の色が変わるのは心配する現象ではありません。
しかし、色素が薄い子は紫外線に弱い傾向にあるので
注意が必要です。